遠州ど真ん中「袋井」

法多山 尊永寺、小国神社、可睡斎など徳川家康公ゆかりの歴史ある神社仏閣など観光スポットがございます。

袋井宿は東海道五十三次のちょうどまん中に位置し、東西文化の中間点として物資と人々の往来や、秋葉山への参拝客で賑わう宿場でした。

武士や公家が宿泊・休憩する本陣が3軒、一般の旅人が宿泊する旅籠が50軒あったと伝えられています。「袋井宿場公園」「袋井宿東本陣公園」「本町宿場公園」「旧東海道松並木」など、今も江戸時代の面影を残す施設があります。

法多山 尊永寺

HATTASAN TEMPLE

法多山は、寺号を尊永寺と称する、高野山真言宗の別格本山です。本尊正観世音菩薩は厄除開運のご利益に霊験あらたかであるとして、古来より俗に厄除観音と呼ばれています。開基は聖武天皇、本尊は正観世音菩薩。

今川、豊臣、徳川等武将の信仰を得て栄えました。現在も多くの信仰を集めています。

厄除けだんごはいくつでも食べてしまえるととても人気です。


小国神社

OUNI Shrine

小國神社は、静岡県周智郡森町一宮にある神社。式内社、遠江国一宮。境内は秋には紅葉の名所として有名。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)。

徳川家康公ともゆかりがあり、境内には『家康公の立ち上がり石』があります。天正三年(一五七五)、犬居城攻略の道すがら再び参拝し、この石に腰かけて休息されたと伝えられています。
以来、家康公は長篠の戦い・関ケ原の戦いに勝利し、天下統一の大願を叶えたことから「立ち上がり石」と伝わります。

これにあやかろうと心願成就・大願成就を祈り石に腰かけて帰る人々の姿が絶えることがありません。


どまん中茶屋

袋井宿の東の入口には、初代広重が描いた「東海道五十三次袋井出茶屋ノ図」をモチーフに建てられた「東海道どまん中茶屋」があります。
旅の休憩の場として立ち寄って見てはいかがでしょうか。

可睡ゆりの園

秋葉総本殿可睡齋に隣接し、毎年5月下旬から7月初旬まで開園期間には、3万坪の広大な敷地に、世界から集められた150種以上、200万株のゆりが咲き誇ります。

秋葉総本殿 可睡齋

可睡齋は多くの雲水(修行僧)が日夜厳しい修行に励む東海随一の曹洞宗の修行寺でもあり、一般の参拝客も坐禅体験や宿坊・宿泊体験など、様々な修行を体験することができ、四季折々の美しい精進料理をいただくこともできます。